So-net無料ブログ作成
検索選択

文庫 「吉永さん家のガーゴイル」 [小説]

なんとなく、「吉永さん家のガーゴイル」(田口仙年堂:著)を読み出す。

アニメは全部見てるんで、内容はだいたいわかってるんだけど・・・
結構、全体的にまったりとハナシが進んでいるので、ちょっとびっくり。

あっさりとハナシが流されていて、言ってしまえば盛り上がりに欠けるんだけど、逆に言うと、シリアスな状況であるのに、まったりゆったりとした心の流れ、それで成り立っているような感じです。

強烈に引き込むようなところは無いんだけど、イイ感じで読める話でした。

 

吉永さん家のガーゴイル

吉永さん家のガーゴイル


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アニメ

谷川流 「涼宮ハルヒの消失」(角川スニーカー文庫) [小説]

谷川流 「涼宮ハルヒの消失」(角川スニーカー文庫)

一言で言うと、キョンが現実を肯定して、長門の逃避を否定するハナシ。
って、これじゃ身も蓋もありませんな。(w 

もちろん、それに至るまでの流れがちゃんと伏線的に仕込まれてて、キョンと再び会った5月のSOS団結成の日からクリスマス前までの間のとんでもない経験(つうか、エンドレスエイトを含めると500年分以上?)、その前の無為な3年間の時間、そんなものすべてが彼女を狂わせてしまったところが、なんというか「長門萌え」の要因を形作るのに十分な背景だったりするわけですねぇ。

なりたい自分、が「ふつうの女の子」、図書館で親切にされてキョンにちょっと好意を持っている女の子、というところが泣かせます。彼女の未来には、ハルヒと古泉、キョンと自分がつきあっていて、ハルヒのわがままに振り回されながらちょっと楽しい学生生活、があったのかと思うと。

ただ、このハナシ、たしかにかなりというか、最大級に重要なハナシではありますね。
特に時間改変の仕組み的に、長門(もしくは統合思念体)があんな大規模な時間改変をすることが可能(ハルヒの能力を利用したとしても)というところ。 ハルヒが古泉の「機関」が言っているような『神』では無い(むしろ古泉の少数派意見に近いと言う事実)ことが明白になったこととか。

あと、なぜか長門はキョンに重要な選択(もしくはパズルの答えを出すこと)をまかせてしまう、という事実。これもちょっと謎。ほんとうなら、ハルヒのことはハルヒ自身に答えを出すことを求めるべきなんだけどね。

イカれついでの朝倉さんもなかなかいい味を出してます。
「・・・あなたは長門さんを苦しめる・・・」、ここらへん、「憂鬱」での「じゃあ、死んで」の名台詞(か?)あたりのリフレインという感じで、なかなか。

今回は「3年前の七夕」がキーワードとなって、答えを解くことができたんだけど、この手は何度もつかえないような気もする。だって、3年以上前にさかのぼって記憶改変が行われていれば、ハルヒだって思い出せないし。なにより、トリックに同じ手は二度使えない(w

「エンドレスエイト」では長門に聞くことで違和感の正体を突き止められたんだけど、そのうち長門にも朝比奈さんにも古泉にも頼れない真の危機が降りかかってきて、どうしようもない状況に陥る、ということもありえそう。

個人的には、この物語、ボーイミーツガールですから、キスで始まってキスで終わる、ような気が。
というのは、「憂鬱」でのできごとは、「あくまで夢の中の出来事」ですから、事実が書き換わったとしても、夢の中の内容まで書き換えられない、もしくは書き換え仕損ねるかも? ということですけど。

あと、ちょっと気になっていることは、このハルヒの世界、平行世界(パラレルワールド)の概念は無いのか? ってことですが。 
異世界人というカテゴリーで出てくるとすれば、並列世界からのお客、だと予想されるわけですけども、ほとんど触れられていない。 ここらへん、「朝比奈ミクルの冒険」のところで触れるつもりですが、統合思念体の言う、「自律進化の可能性」と、未来人の求める「既定事項の改変はさせない」という部分、かなり概念的に衝突してると思われるのですね。統合思念体自身、時空を超えているわけで、結果も原因もわかっているんだけど、それを超越するなにかを求めているような。 これを許容する概念としてはもう「平行世界」しかありえないと思ったり。

ともあれ、ハルヒといえば、病室につきっきりで看病したりのツンデレぶりも見所です(倒れた時も動揺しまくっていたようですしね)。 キョンも、長門さんだけに頼らない、と認識を新たにするわけで、7ヶ月の間の精神的成長が見られます(w 

などなど、たしかにこの巻、面白いと思います。 

涼宮ハルヒの消失

涼宮ハルヒの消失


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アニメ

谷川流 「涼宮ハルヒの退屈」(角川スニーカー文庫) [小説]

谷川流 「涼宮ハルヒの退屈」(角川スニーカー文庫)

「涼宮ハルヒの退屈」、「笹の葉ラプソディ」、「ミステリックサイン」、「孤島症候群」の4編の入った短編集・・・、ということで、前置きは終了。

さて、まあずっと読み進めているわけですが、正直なところ、めちゃくちゃ面白い!、感動した!、ってところはナイんです。

でも、ギミック的にはかなり面白いんですよね、このシリーズ。

アニメで触れられていない「笹の葉ラプソディ」ですが(二期があったら消失といっしょにやる気なんでしょうねぇ)、短編そのものとしての意義よりも、シリーズ全体の部分にかかる意義、ってほうが重要な感じです。

このシリーズですが、いろいろなおハナシ、センテンス、フレーズ、そういうものを、全部取り込んであきらかに伏線(無意味なものもあるのかもしれないけど)として仕立てていこう、という作者の意図がよくわかります。あそこで触れた話は、かならずどこかで言及される、というような。

「ミステリック」に出てくる、喜緑さんの正体とか、この時点でどこまで設定されていたのかなぁ、とかいろいろ。

まあ、それは最初の「憂鬱」からずっとのことなんですけど。 だいたい、「宇宙人、未来人、超能力者がいたら」って前提でハルヒがハナシをすると、いる、コトになる世界。 タイムパラドックスも、すべてあれがあったからこれ、というつながりを作ってハナシを進めている。

ここらへんのつながりを紐解くことが、一種のミステリ的なシリーズ全体の面白さ、になっているような気がします。 ミステリというより、オタク趣味と言った方がいいか。

もちろん、それを支えるキャラの立ち具合も重要な部分ではありますが。 まあ、なんというか「がんばれ長門さん」ですからね(w

ということですが、「孤島」、は、アニメがかなりがんばってることがよくわかります。というかあっちのほうがハナシをうまくふくらませていますよね。

涼宮ハルヒの退屈

涼宮ハルヒの退屈


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アニメ

谷川流 「涼宮ハルヒの溜息」(角川スニーカー文庫) [小説]

谷川流 「涼宮ハルヒの溜息」(角川スニーカー文庫)

さて、第二弾読破ですが、けっこう新鮮に読めました。

というか、アニメってかなり古泉よりのキョン視点で描かれているような気もしますが、さてどうなんでしょう?
原作を読んで気がついたことは、語っていること(書かれていること)、他人が語っているのを聞いていること、そういうものすべて、「実はほんとうじゃないかもしれない」という部分ですねぇ。

極限言えば、キョンが語っていることだって、ウソかもしれないわけで。

まあ、そこまでいわなくとも、三者三様の解釈の元にハルヒがいるわけで、そこらへん、アニメでは十二分に表現できていなかったんじゃないかなぁ? って気がします。
映像で見せてしまうと、現実、それが事実として(視聴者に)観測されてしまいますので、不確定状態が確定しちゃうのですよねぇ。

ともあれ、って、ハルヒとキョンがマジで喧嘩する場面って、あんまりないんだからここらへんの描写、アニメでも入れるべきだったんじゃないのかなぁ? 個人的には、未放送映像特典で、「溜息」を入れてもいいんじゃないかな? と思ったり。

てな調子で読み進められております。(w

涼宮ハルヒの退屈

涼宮ハルヒの退屈


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アニメ

谷川流 「涼宮ハルヒの憂鬱」 (角川スニーカー文庫) [小説]

谷川 流 「涼宮ハルヒの憂鬱」 (角川スニーカー文庫)

さて、ちょっと前から買ってはいたものの、放置していた「憂鬱」を読みました。

で、感想ですが・・・
最初の印象は、ラノベにしてはページが黒いな。でした(w

そのあとは、なんというか、京アニ恐るべし、ってところですかね。(苦笑
めちゃくちゃすごく面白い! ってことは無いのですが、なんともキャラに味があって、たしかに、これがキャラが立ってるって意味だよ、って感じのストーリーです。(ま、そんなことはアニメでわかっていることですけど)

ハルヒの登場の口上セリフ、これを考えついただけで、もう勝ったも同然、って感じですな。

ストーリーそのものは、アニメとまったく変わらないので、印象的には、強烈に面白いということもないけど、なんとなく心に残るひっかかりのあるおハナシですねぇ。

小説のスタイルとしては、一人称の一人語り、ってわけですが、一人称であるが故の限界、つまり主人公が描写したり語ったりしない以外の情報がわからない、ってところ、読者に自由に想像させる余地をかなり大きく取っているわけですが(特にハルヒの表情とか、そんなに詳しく語っているわけではない)、逆にその部分がいまいちわかりにくいことになっているような気がします。
この人の文章は、ときおり変な例えが入るものの、結構まともにあっさりとしたものなので、注意深く読まない人はさらりと流して読み飛ばしてしまって、あれよあれよといううちに、なんとなくハナシが進んで行っちゃう感がするんじゃないでしょうか? でもかなりこれ推敲してかいてますよねぇ。

アニメって、情報量的には小説の何十倍もあるわけで、ある意味、非常にわかりやすい「小説の解説」になっているような感じです。 
特に、声の情報量もかなりのもので、文章だけでは、「ええぇ~」byみくる とかのセリフでも、実際の声で聞くと、さまざまな感情や意味を込められるのがわかります。

また、キャラの表情を含めて表現すると、そのインパクトはかなり強烈な印象になります。 たとえば、アニメ最終回で、ハルヒがキョンに手を引かれて校庭を走るシーン、「なんかおもしろいことが起こってる!」ってうれしそうにしゃべる場面とか、声と表情、いかにもヤバゲな雰囲気がうまくでてましたし。

とにかく、アニメを見て原作を読むと、あのキャラがこう喋ってて、こう動いている、ってのがありありと想像できるので、これ、いいのか悪いのか。 まあ、キャラ造形はオフィシャルと同じですから、間違いでは無い、むしろ大正解ってわけですけど。

ということで、そこそこ退屈せずに読み通せるってことは、それだけで面白いハナシの一部分を構成しているといっていいでしょう。 ハナシに破綻もほとんど無いみたいですし。

つうことで、このシリーズちょっと買って読んでみようと思います。


 

涼宮ハルヒの溜息

涼宮ハルヒの溜息


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アニメ
メッセージを送る

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。